ノチラック健康相談所 | のちのち楽になるための健康情報サイト

楽しく健やかな毎日と明日の笑顔のために!のちのち楽になるための健康情報サイト。薬、ノチラック、 食べ物と健康、 生活習慣病、 健康食品、 ダイエットに関する情報を提供していきます。

生活習慣病

善玉の中に裏切り者が。

2013年6月28日

見え難い脂質の代謝が弱ると老廃物などは増加、血管内にたまった過剰な脂肪が血液を変えてしまう。様々な生活習慣病の盾となる代謝機能の中心的な役割を司る肝臓、その臓器を支える3000億個の細胞の復活が健康維持の中心となっている。再生を繰り返すコンビナート、糖・蛋白・脂質代謝の中心、摂取した栄養素を貯蓄又作り変えて隅々まで送り、逆に使用済みとなった脂肪や老廃物を肝臓に戻して排せつする働きも肝臓の重要な役割。肝臓が順調に機能する条件として肝細胞の再生が維持されることが重要である。

崩れるコレステロールの常識

善玉コレステロール(HDL)は健康にいい善人。悪玉コレステロール(LDL)を減らしてHDLを増やせば動脈硬化が減る-------。こんなコレステロールの常識が最近怪しくなってきた。HDLにもさして善行をしないただの人や、中には悪人もいるらしい。HDL量だけでなく質も大切なようだ。何かと評判の悪いコレステロール。実は細胞膜やビタミン、ホルモンなどをつくるうえでなくてはならない。食べ物にも含まれるが、主に肝臓でつくられ、体の隅々に運ばれる。こんな運び役がLDL。コレステロールをたんぱく質や脂で包んものだ(1)

 

HDLは細胞で余ったコレステロールを集めて肝臓に戻す。包んでいるたんぱく質や脂がLDLと違う(2)。HDL濃度がもともと高くてLDL濃度が低い人は動脈硬化になりにくい(3)動脈硬化症の人にHDLを注射すると症状が和らぐことも知られている(3)

 

こうした発想から血液中のHDLの濃度を上げる薬の開発が進めれてきた。しかし 昨年5月、スイスの大手製薬企業ロッシュが進めていた開発が中止された。肝心な心臓などの病気を防ぐ効果に差が出なかったからだ。「善玉のHDLを増やせばいいはず」という期待が裏切られた結果だ。HDLは集めたコレステロールを肝臓に戻すが、LDLに受け渡すことがある。その仲介役を果たすのがCETPというたんぱく質だ。デンマークの研究者の調査では、遺伝子の異変でCETPの量が少ない人はHDLの値が1㎗中70㎎程度まで高くなり、心臓の病気になる割合が低かった。開発が中止されたのはCETPの働きを抑えて、HDLの濃度を高める薬だ。

 

別なCETP阻害薬が試験中で結論が出てこないとはいえ、今のところ予防効果が見られていないのでは何故か。大阪大の平野賢一講師(脂質学)は「何事も過ぎたるは及ばざるがごとしではないか。CETP阻害薬はHDLが高くなりすぎる」とみる。大阪大グループは、国内でCETPをつくる遺伝子がないCETP欠損症の人たちを調べた。HLDの値が100を超え、むしろ動脈硬化になりやすい傾向があった。

善行せずぶらぶら 

血管が詰まって心筋梗塞などを引き起こす動脈硬化の仕組みはこうだ。LDLが体の中に多くなると酸化LDLに変わって、血管の壁の内側にたまる。すると、体を守る警察官であるマクロファージが集まってきて、酸化LDLを食べて退治しようとする。だが、分解できるのは周りのたんぱく質や脂だけで、コレステロールは壊せずためこんでしまう。そうしたマクロファージが原因で血管がはれるのが動脈硬化だ。HDLはマクロファージからコレステロールを抜き去る能力があり、コレステロールを手放せば、マクロファージは動けるようになって血管から離れる。しかし、CETPが働かないと、HDLはコレステロールを抱え込みすぎて働きが鈍くなり、コレステロールを集める役目を果たせなくなるのかもしれない。血液中のHDLが増えていると思っていたら、実は一つ一つのHDLが重くなっていただけで、働き者のHDLは増えていないかもしれない。(2013年6月17日・朝日新聞より)

 

善・悪コレステロール.JPG 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      

「善玉の中に裏切り者が。」に関連する記事

人気の大豆!脂の力!コレステロールのコントロールに!【ノチラック(NOTILAC)】

お気軽にお問い合わせください

ノチラック健康相談所スタッフブログ

このページのトップへ

Copyright (c) ノチラック健康相談所 | のちのち楽になるための健康情報サイト All rights reserved.

??